ガチ恋粘着獣の感想
ガチ恋粘着獣をご存知か?知らない?
でしたら今すぐブログを閉じてマンガほっとをDLし初回特典の閲覧ポイントを使い読めるところまで読んでほしい。
私は恋愛の露悪的・生々しい系の話が好みではなくガチ恋粘着獣もタイトルと表紙からその手の話だと判断し避けていたのですが、信頼できるリトマス紙フォロワーが読んでいたのでうっかり読んでしまい最新話まで先読みをしてしまいました。
ちなみに各配信サイトで読めますがピッコマ配信が一番早いです。そして買い切りができます。マンガほっとだと落書きも無料話として収録されています。可愛いぞ。
話としては人の恋をとことんまで突き詰めた話でとても面白かった。シナリオでぶん殴ってくるタイプの話だった…。
単行本を買えてないので読み返しがあまりできていないので感想はふわっとしてます。
話をざっくりまとめると、恋の愚かさと醜さとその他諸々の嫌悪感を煽る表現を書き切り、その上で恋とは素晴らしいものである!!!!という宣言をぶち上げるといった内容の作品。
そしてこの醜さと輝きとの対比の描き方が非常にうまい。キャラクターの感情の出し方描き方シナリオ漫画演出などがめちゃくちゃにうまい。
恋とは感情の押し付けであり一方的なものであり押し付けられる側には恐怖があるということを誤魔化さずにかいている。
相手も自分も苦しんでもそれでも恋をやめることができず捨てることができない、あの人を私だけのものにしたい。
そしてその様が獣のように見える。
本当にそのタイトルで良かったんですか??と思うと同時にあぁ、たしかにこのタイトルになるなぁ…と納得させられるそういった説得力のある漫画だった…。
現在のガチ恋粘着獣は、コズミックのスバル編、コスモ編、ギンガ編に話が分かれておりギンガ編が連載中になります。
ギンガ編はミツクリが最高に面白い男なのでおすすめです。
コスモ編は大切にしたい気持ちと獣のような恋がバチバチにせめぎ合っていて最高です。
スバル編はスバひなくゆの三角関係が狂っていて最高なのがあとからじわじわきます。
1巻まではまだよくある話かな?なのですが2巻の終わりまで進むとおっとこれは何かが違うぞ?となるので2巻までばーっと読んでしまうのもありだと思います。私は金槌ゴンゴンするシーンとスタンガンのシーンが好きです。
(先読みの話)
ギンガ編は初め読んだとき理想のギンガと一緒にひとりで心中してくれ!!!!!!と叫んだのですが、69話の先読みで駈込み訴えをするなーーー!!!!!!ひとりで心中してくれ!!!!!!に変わりました。あんまり変わってないですね。家も生活も人生のすべてを面倒見ます、俺と現実で暮らそうの下りが本当に駆け込み訴えでした。
駈込み訴えがガチ恋粘着獣にしか見えなくなったんですよどうしてくれるんですかフォロワー。叫びたくなったときは付き合ってくださいね。